直腸は、普段は便を溜めている場所ではありません
便が溜まっているのは、その手前のS状結腸です。直腸は便が通過する通路で、通常は空に近い状態です。便が直腸に降りてくると便意が起き、排出されます。
つまり、便意がない状態であれば、そこに便が待機しているわけではありません。「常に汚れている場所」というイメージは、実際の構造とは違います。
ただし、まったく何も付かないかというと、そこは保証できません。残っているものが少量付くことはあります。その可能性はゼロではない、という前提で考えるのが現実的です。
どこまで準備すれば足りるか
多くの場合、次の程度で足ります。
- 事前に排便を済ませておく
- シャワーで外側を洗う(石けんは外側だけ、内部には使わない)
- 当日は消化の悪いもの、脂っこいものを控える
- 下痢気味の日、便秘が続いている日は避ける
市販の使い切りタイプの浣腸を使う方もいますが、必須ではありません。使う場合も、直前に何度も繰り返すのではなく、少量で一度だけにとどめてください。
洗いすぎは逆効果になります
きれいにしておきたい気持ちから、洗浄を繰り返す方がいますが、これは避けてください。理由が3つあります。
ひとつめは、粘膜を傷つけることです。水圧や器具、石けんの刺激で粘膜が荒れると、そこから細菌が入りやすくなります。準備のつもりが、感染しやすい状態を作ることになります。
ふたつめは、逆に奥から引き出してしまうことです。強く洗うと、本来降りてきていなかったものを直腸に呼び込むことがあります。
みっつめは、水が残って、あとから出てくることです。直前に大量の水を入れると、行為の途中で出てくる可能性がむしろ上がります。
念入りにやるほど良い、という種類の準備ではありません。ほどほどが一番結果が良い、と考えてください。
感染を避けるために必ず守ること
汚れの不安とは別に、衛生上どうしても守る必要があることがあります。
- アナルに触れたあと、そのまま膣に触れない/指も、道具も、コンドームも同じです。腸内の細菌が膣に入ると膀胱炎や膣炎の原因になります。順番を変えるか、その都度洗う、手袋やコンドームを替える必要があります。
- 爪は短く整える/粘膜は薄く、爪で簡単に切れます。手袋を使うとより安全です。
- 道具は洗って乾かす/使い回す場合はコンドームを被せてください。
- 体調が悪い日は避ける/下痢のとき、傷があるときは感染のリスクが上がります。
性感染症のリスクは、アナルのほうが膣より高くなります。粘膜が薄く、小さな傷ができやすいためです。コンドームを使う、相手を選ぶといった対策の重要性は、通常のセックスより高いと考えてください。
相手にどう思われるかという不安
実際に多いのは「汚れそのもの」より「相手に引かれたらどうしよう」という不安です。ここは、相手が慣れているかどうかで結果がまったく変わります。
慣れていない相手だと、こちらが何も言えないまま気まずくなることがあります。逆に、慣れている相手であれば、その可能性は最初から想定に入っていて、準備の段階から声をかけてもらえます。
当サイトの初回0円体験では、事前に準備の説明をしますし、何かあった場合の対応も想定内です。気にされていることを、そのままご相談の段階でお書きいただいて構いません。ここが不安で止まっている方は本当に多いので、遠慮していただく必要はありません。
汚れ・においについてのよくある質問
浣腸は必ずしたほうがいいですか。
必須ではありません。排便を済ませてシャワーを浴びれば足りることがほとんどです。使う場合も少量で一度だけにとどめ、繰り返さないでください。
においが心配です。
強いにおいが残ることは通常ありません。気になる場合は事前にシャワーを浴びておけば十分です。神経質に洗いすぎるほうが粘膜を傷めます。
もし付いてしまったらどうすればいいですか。
拭いて、必要なら手袋やコンドームを替えて続けるか、その日は終えるかを選べます。慣れている相手であれば想定内の出来事なので、慌てる必要はありません。
アナルのあとに膣に触れても大丈夫ですか。
大丈夫ではありません。腸内の細菌が入ると膀胱炎や膣炎の原因になります。指も道具もコンドームも、そのまま移さないでください。
体験の前に何を準備すればいいですか。
排便を済ませてシャワーを浴びる程度で足ります。詳しい流れはご予約の際にご案内しますので、事前に特別な用意をしていただく必要はありません。