広げる作業ではありません
肛門の内側の括約筋は、自律神経が動かしています。驚いたり緊張したりすると、本人の意思と関係なく締まります。開発と呼ばれているものの中身は、この筋肉に「ここでは締まらなくてよい」と覚えさせていく過程です。
したがって、力ずくで広げようとするのは目的から外れています。痛い思いをさせると、体は「ここは危険だ」と学習して、次はもっと強く締まります。作業として逆方向に進んでしまいます。
うまく進んでいる時の目安は、太さが上がったことではなく、力を抜いていられる時間が延びたことです。
進め方の順序
急がないこと以外に難しい要素はありません。おおよそ次の順序です。
- 1. 外側に触れるだけ/潤滑剤をつけて、周囲に触れます。力が抜けている状態を確かめるところまでで終えて構いません。
- 2. 入口に触れる、少しだけ押す/入れようとせず、触れている状態に慣れます。締まったらそのまま待ちます。押し込みません。
- 3. 指を1本、ゆっくり/入ったら動かさずに止めます。慣れるまで待ってから、少しずつ動かします。痛みが出たらその日は終わりです。
- 4. 時間を延ばす/太さを上げる前に、力を抜いていられる時間を延ばします。ここを飛ばすと次で痛みが出ます。
- 5. 太さを少し上げる/指2本、あるいは細めの道具へ。同じ日に一気に上げないでください。
1回のセッションで2段階以上進めようとすると、たいてい痛みが出ます。物足りないくらいで終えるのが、結果的にいちばん早く進みます。
潤滑剤は惜しまない
肛門と直腸の粘膜は自分で濡れません。潤滑剤なしで進めるという選択肢は最初からありません。
アナル用の、粘度が高くて長持ちするものを選んでください。膣用の水性潤滑剤でも使えますが、乾きが早いので、こまめに足す必要があります。乾いてきたと感じた時点で、すでに摩擦が起きています。
「多すぎるかな」と思うくらいでちょうどよいと考えてください。足りないことによる失敗のほうが、多すぎることによる失敗よりずっと多いです。
道具を使う場合は、潤滑剤と素材の相性に注意が必要です。詳しくはおもちゃのページに書いています。
やってはいけないこと
- 痛みを我慢して続ける/粘膜が切れます。切れると回復まで時間がかかり、次から体が身構えるようになります。
- 期限を決めて追い込む/「今週中に」と決めると急ぎます。急ぐと痛みが出て、結果的に遠回りになります。
- 爪を伸ばしたまま行う/粘膜は薄く、簡単に切れます。短く整えるか、手袋を使ってください。
- ベースのない道具を使う/体内に入ってしまうと自力では取り出せません。必ず抜け止めのある形状のものを選んでください。
- アナルに触れた指や道具で、そのまま膣に触れる/膀胱炎や膣炎の原因になります。
- 下痢や便秘のとき、痔があるときに行う/痛みや出血につながります。痔がある場合はまず受診してください。
期間の目安について
よく「どのくらいかかりますか」と聞かれますが、個人差が大きく、目安を出すこと自体があまり役に立ちません。数回で慣れる方もいれば、月単位でゆっくり進める方もいます。
目安を決めると、それに追いつこうとして急いでしまいます。急ぐことがいちばんの失敗要因なので、期間は決めないほうがうまくいきます。
やめてしばらく空いても、ゼロに戻るわけではありません。間隔が空いたことを気にする必要はありません。
最初の1回を、慣れた相手と
一人で進める場合、いちばん難しいのは「どこで止めるか」の判断です。痛みが出てから気づくことになりがちで、その一度で苦手意識ができてしまうことがあります。
当サイトの初回0円体験では、この工程を慣れたスタッフと行えます。進める速さも、潤滑剤の量も、こちらが合わせます。外側に触れるところまでで終えても構いませんし、痛みが出た時点で中止できます。料金は0円のままです。
一度、痛くない状態を体が知っておくと、その後を一人で進めるときもかなり楽になります。ご相談だけでも構いません。
なお、行為としてではなく施術として受けたい、オイルで骨盤まわりからほぐしてほしい、という場合は姉妹サイトのアナル開発マッサージ(analmassage.jp)のほうが目的に合います。同じ0円の条件でご案内しています。
アナル開発についてのよくある質問
どのくらいの頻度でやればいいですか。
毎日やる必要はありません。痛みや違和感が残っている間は空けてください。間隔が空いてもゼロに戻ることはないので、体調と気分に合わせて構いません。
進んでいるかどうかの目安は何ですか。
太さが上がったことではなく、力を抜いていられる時間が延びたことです。ここを目安にすると急がずに済みます。
緩くなってしまいませんか。
痛みのない範囲で行っている限り、日常生活に影響が出るような変化は通常起きません。問題になるのは、痛みを我慢して繰り返し傷めた場合です。詳しくは不安解消のページに書いています。
一人でやるのと、相手にやってもらうのとどちらがいいですか。
どちらでも構いません。一人だと止めどきが分かりにくく、相手がいると力が抜けにくい、という違いがあります。最初の1回だけ慣れた相手と行い、その後を一人で進める方もいます。
痔がありますが開発できますか。
まず肛門科で相談してください。治療中や痛みがある間は避けたほうが安全です。